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Channel: 流木通信
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「三つの棺」

 早川書房刊「海外ミステリー100」(2000年発行)では、人気作家ベスト30では、ディクスン・カーは4位になっている。ジャンル別本格ミステリーでは、ディクスン・カーは2位「火刑法廷」6位には「三つの棺」が入っている。 解説によると、本格ミステリーファンなら、絶対に読まなければならない傑作となっている。...

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古書殺人事件

 古書殺人事件 早川ポケミス マルコ・ベイン著 中桐雅夫訳 買ったのは、30年以上も前。ふと立ち寄った古本屋で購入。鉛筆で300円の値段が書いてある。当時、古書価が高かった記憶がある。 アマゾンで見たら、1円から売りに出ていた。 今回も登場人物の名前が覚えられない。途中で、これも2/3まで読み進めたが、断念。1938年発行だから、これも80年も前のミステリーになるのか。時代背景がよくわからない。...

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矢の家

「古書殺人事件」を途中でやめて、次はなにを読もうかと書棚を眺める。「悪霊」ドストエフスキーは、岩波文庫で読んだ。すっかり忘れている。その後、新潮文庫で読み始めたが、途中で放り投げた。でも、また読んでみようかなと思ったが、いまはその気分ではないので、「矢の家」A.Eメースン著 妹尾韶夫訳を読むことにした。昭和32年発行のポケミス。すでに酸化して、ボロボロになる可能性があるから、早く読まないと……。...

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あの頃の古本屋

 探偵小説にのめり込んでいたのは、10代の頃で、その頃は家の周りに古本屋が結構多かった。貧乏なので、それほど小遣いをもらえなかったが、それでも古本屋には月遅れの雑誌が売っていた。...

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古本収集は病気か?

「民主文学」12月号に追悼文として詩人の「猪野睦」さんが載っている。享年87歳。高知県の人である。 猪野睦さんが、どう言う人なのか、著作を読んだことがないのだが、槇村浩の研究で知られた人らしい。...

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「劇場」又吉直樹著

 図書館に予約していた「劇場」又吉直樹著が、ようやっと廻ってきた。芥川賞を受賞した「火花」も読んだが、それほど悪くはなかった。偏見で、人寄せパンダで受賞したのではないかと思っていたが、現在の芥川賞がどれほどのものか判らないが、受賞は納得がいった。 映画の「火花」を見て、よかったので原作を読んだのだが、ほとんど小説と映画の展開は同じだった。...

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文学教室

 年齢を偽って機械製造会社に3年ほど勤めていた。手帳を見たら、2012年12月19日に退職。すでに六年も経っている。それから、アルバイトをして年金で足りない分を補っていた。  だが、平均寿命まで後、10年とないとわかり、最後は好きなことをやって、悔いなく死にたいと思い、アルバイトもやめて、読書と執筆にどっぷりと浸かった日常と考えた。...

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文學界12月号

図書館で、「文學界」2018年12月号を見た。特集は「書くことを仕事にする」である。「芥川賞を輩出する小説講座」として、今年1月芥川賞を二人も輩出した根本昌夫氏の小説講座を辻本力という人が取材したルポが載っている。受講者は、女性の比率が高く、受講者は20代から80代で、7割がリピーターであるという。 この特集よりも 同じ棚にあった「本の雑誌」が面白かった。「著者と話そう...

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太宰治の周辺

 私家版の「右遠俊郎文学論集成」(2014年刊)は、評論家の新船海三郎氏が編んだ評論集である。全部、読んだわけではないが、時々拾い読みしている。  その中で「惜別戸石泰一」が目にとまった。  戸石泰一は、太宰治の弟子としても有名である。  ネットで調べると出生地宮城県仙台市 学歴〔年〕東京帝国大学文学部国文科卒...

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ブログの移転

 ヤフーブログが終了するので、移転することにしました。アメーバブログの移転を考えていたのですが、ちょっと合いそうにもありませんでした。FC2にヤフーブログから移転できるとわかり、こちらに移転することになりました。 今日からこちらで記事を投稿することになります。 これからもご贔屓のほどお願いします。https://mizu835.blog.fc2.com/blog-entry-339.html

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